通勤を楽しむ


住まいを移ってから現在、通勤手段として実は5つの異なる方法を用いている。

  1. 大型バス
  2. 小型バス
  3. 路面電車
  4. タクシー
  5. 徒歩


それぞれ特色と楽しみがあり、優劣を付けるのは難しいが、何が面白いかと言えば、全てにおいてルートが異なる
事である。


家を出てからの前半は、「新しい街並みを知る」の楽しさを覚え、到着までの後半は、「勝手を知った筈の街にも
新しい風景がある事を再認識する」事の楽しさをかみ締め、一度で二度美味しい思いをしている。


例えば一つ手前のバス停で降り、朝早くから汗を流し働く人の表情を眺めたり、洒落た店を探し当てたりと、早起き
以上に私を清々しい気分にさせ、心を満たしてくれる。


今朝見つけた花屋で心を動かされた「胡蝶蘭」を買って帰ろうか。妻も私のこの清々しい気持ちと花の美しさに共鳴
してくれる事だろう。


仕事だけでなく、日々の生活をも「ルーティンワーク化」する事に慣れている真面目なあなたへ。


「違う時間に家を出、違うルートで会社に行って見ては?」 いつもと違う風景と共に、いつもと違う事を感じる新たな
自分に出会えるかも知れませんよ。